前置きが長いので方法だけ知りたい方は目次からお願いします。
目次
株式投資初心者が低リスクで利益が出る超おすすめな方法
投資に対しての意識
日本人は世界から見て貯金が好きな国という認識です。
データを見ると日本人の個人資産の53%が貯金されています。
これがドイツ、フランス、英国など欧州先進国の預貯金の率は20〜30%台で、米国は13%しかありません。
1200万円以上の資産を保有する人数の世界富裕層ランキングでは、中国人が1億人で最も多く、約9,900万人のアメリカを抜きました。
しかし、1億円以上の資産を持つ富裕層の数は、中国が440万人であるのに対し、アメリカは1,860万人です。アメリカには世界の富裕層の約40%がいることになります。
多くの富裕層の方はビジネスでの利益もありますが、投資によって資産を増やしている事は事実としてあります。
有名な資産家
有名な方で言うとウオーレン・バフェット氏です。
名前は何となく聞いた事があるのではないでしょうか。
この方は投資の神様と呼ばれる人物で資産額が726億ドルあり、1ドル108円で計算すると驚きの7兆8408億です。
信じられない額の資産で言葉も出ません。
この資産の多くは株式投資で築いたものです。
ここまでの資産を築くのは無理ですが可能性は誰にでもあります。
ただし、経験や分析する事を続けられる人間だけが資産を得る事ができる世界です。
株式投資について
みなさまは株式投資と聞いてどんな感情を抱きますか?
- 損をしたら怖い
- 覚えるのが難しい
- 周りに儲かっている人がいない
他にもあると思いますがパッと浮かんだ事を書きました。
株、FX、不動産などの投資にはリスクは必ずあります。
これだと「ギャンブルと変わらないんじゃ」と思われると思います。
ですが投資にはデータを分析して、自身の知識を活用すればリスクを減らしてその分リターンを大きくする事が出来ます。
低リスクで株式投資で利益を得る方法
株式投資で低リスクで利益を得る方法はズバリ株主優待です。
「そんなの知ってるよ」と思われる方が多いと思いますがもう少しお付き合いをお願いします。
株主優待とは
株主優待とは、企業が感謝の気持ちをこめて株主に対して贈るものです。
株主優待の内容は、「自社の製品」や「優待食事券」など、企業によっていろいろです。
さらには株式を保有していれば配当金がもらえる企業もあります。
優待券だけでも金券ショップやヤフオク等でうればお金に変えられます。
人気の優待内容ですと
すかいらーくグループ
自社グループレストラン株主優待カード
3,000円分(100株以上)
11,000円分(12月)、9,000円分(6月)(300株以上)
18,000円分(12月)、15,000円分(6月)(500株以上)
36,000円分(12月)、33,000円分(6月)(1,000株以上)
イオン
株主優待カード(オーナーズカード)
半期100万円までの買上金額に対し、保有株に応じた返金率でキャッシュバック
3%返金(100株以上)
4%返金(500株以上)
5%返金(1,000株以上)
7%返金(3,000株以上)
株主優待をもらう為に
株主優待や配当には、権利確定日という日が存在します。
権利確定日とは、「株主優待や配当などの権利が確定される日」です。
株主優待をもらう為には、権利確定日当日ではなく、権利確定日の2営業日前までに株を買って持っておかなければいけないのです。
この権利確定日の2営業日前を権利付き最終日と言います。
通常ですとこの権利付き最終日以前に株を購入しなくてはならないのですが、株価変動のリスクがあり購入した株価より権利確定日より後の株価が、購入時の株価より大きく下がってしまった場合は、株主優待や配当金を差し引いても損をする場合があります。
分かりずらくてすみません。
要するに株主優待や配当金をもらう為に株を購入したのに逆に損をしてしまう事があるという事です。
実際の所どうしたらいいの?
それはクロス取引をする事です。
クロス取引とは現物の買いと信用取引の空売りを組み合わせる手法です。
この取引の場合株価の影響はゼロになります。
株取引の手数料だけ支払えば株主優待をもらう事ができます。
ただし、配当金はクロス取引ではもらえません。
ご自身の取引している証券会社に信用口座を開設する必要があり、信用取引をするには口座に最低30万円が無いと信用取引が出来ません。
信用取引には制度信用取引と一般信用取引があります。
低リスクでクロス取引をするには一般信用取引を使用します。
制度信用取引で空売りを行う場合、逆日歩(株不足)に気を付ける必要があります。優待の権利は取得したものの、逆日歩をその何倍も支払わなければいけないということが起こり得ます。
逆日歩とは
制度信用取引で信用取引を行うと証券会社はまず、自社の信用買い分と信用売り分を相殺し、不足分は証券金融会社から借り入れます。
ただ、新規売建注文が増えると証券金融会社でも株式が不足することがあります。
その場合証券金融会社は、株式を保有している機関投資家などから株式を調達します。
その手数料が逆日歩と呼ばれ、株式の売建している側が支払う必要があります。
例を挙げますと
1000株購入すると3000円分の優待が受けられる株があるとします。
クロス取引で10円の株価の株を1000株=10.000円で現物買いと制度信用取引で空売りをします。
人気が集中して証券会社で株不足が発生します。
すると逆日歩(株不足)が発生し、証券会社が1株を投資家から調達するのに50円の調達金が発生します。
そうすると1000株×50円ですので合計50.000円の逆日歩を支払わなければならなくなります。
あまり無いですが人気が集中するとこのように3000円の優待をもらう為に逆に47.000円の損失が出る事もあります。
一般信用取引なら逆日歩はかからない!
一般信用取引の場合逆日歩はかかりません。
ですが、制度信用より一般信用の方が手数料が高い場合がありますし、そもそも一般信用取引で空売りをしたくても、証券会社に在庫がないということがあります。
一般信用取引の株式は、証券会社自体が調達しており、人気銘柄ほど空売りを行う人が多いため、権利付き最終日に在庫が品薄になりがちです。
証券会社の在庫無しに注意する
一般信用取引は逆日歩はかかりませんが証券会社に在庫が無いと注文が出せません。
これを回避するには予めいくつかの証券会社の口座を開設しておく必要があります。
1社では在庫がなくても他の証券会社で在庫がある場合がある為です。
その場合は取引の手数料などにも注意しなくてななりません。
クロス取引におすすめの証券会社
- 条件無しで信用取引取引手数料無料
- 一般信用売建サービスは全て無期限(長期)で金利が安い
- 総合証券の強みを活かして、一般信用売建の在庫が豊富
売建が無期限、(他社は15日までと期限付きが多い)約定代金が安いものは金利が比較的安く済むため、1~2ヶ月前から在庫がなくなるような人気ぶりです。
- 手数料がBOX手数料体系で現物・信用合わせて50万まで無料
- 一日信用取引の手数料が無料なので、買いはそちらで確保できる
- 一般信用売建サービスは全て無期限(長期)で金利が安い
- 売建が残数表示タイプでないので、争奪戦が起きにくい
松井証券の特徴は、BOX手数料体系で50万まで手数料無料と一日信用取引で買いからの現引きをすれば現物買いが確保できることです。
そのため日に50万の約定代金までは優待銘柄が確保できる。
- 信用取引手数料は業界最安水準だが0ではない
- 株主優待のキャッシュバック枠を考えれば、実質手数料無料として使える
- 他社の売建在庫がない銘柄でこっそり潤沢に残っている場合がある
- 在庫表示が残数表示でないので、争奪戦が起きにくい印象
他社が信用取引手数料無料化にかじを切ったことで穴場証券会社としての重要度が高まっている。
最後に
長くなってしまいましたが低リスクで利益を得る方法を書かせてもらいました。
実際の方法はまた別の記事にて書きたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます^^