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IPO(新規上場株式)の概要とおすすめ証券会社ランキングトップ5
IPO(新規上場株式)とは?
IPOとは、「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略で、未上場企業が新規に株式を証券取引所に上場し、投資家に株式を取得させることを言います。
株式上場に際し、通常は新たに株式が公募されたり、上場前に株主が保有している株式が売り出されます。
これら株式を証券会社を通じて投資家へ配分することをIPOといいます。
上場企業のメリット・デメリット
メリット
- 多額の資金調達が可能
- 知名度の向上と社会信用力が向上
- 人材採用力の向上と社員のモチベーションアップ
- 内部管理体制の整備
- 株主とストックオプション保有者の利益確保
デメリット
- 企業価値向上へのプレッシャー
- 人・物・金の全てにコストがかかる
- IRのための情報開示が必要
- 全株を同時売却できない
IPO(新規上場株式)株式取引によって利益を目指す
新しく上場する時に購入した株式(新規上場株式)が株式市場に公開された時に値段がつくのですが、その時に売却してその差額が利益になる方法です。
この手法は8割は利益になる代わりに、購入できる株式の数の上限が決まっている為、宝くじ的な感覚で購入できたらラッキー!!くらいの投資方法です。
IPO(新規上場時株式)の当選確率を上げるには
- 証券口座を複数開設する
- 主幹事の会社から応募する
- 資金をできるだけ多く準備する
上記の3点が非常に重要になっています。
それぞれ解説していきます。
証券口座を複数開設する
IPOは証券会社によって取り扱い数や銘柄が違う為、1つの証券会社だけで口座を持っていると、他の証券会社でIPOを取り扱いしているのに購入の抽選にも参加できない為です。
証券口座を増やせばIPOを購入するチャンスが増えるため積極的に口座を開設していきましょう。
証券会社の口座開設は無料ですので登録が少し面倒ですが、キャンペーンを行っている証券会社も多いので色々と口座開設してみた方がいいです。
主幹事の証券会社から応募する
IPOを取り扱っている証券会社でも証券会社によって取り扱い数が違います。
IPOを一番多く割り当てられた証券会社をそのIPO銘柄の主幹事と言います。
当然一番割り当て数が多いので別の割り当て数が少ない証券会社で購入の申し込みをするより当選確率は上がります。
ただし、主幹事であっても店舗がある証券会社や、大抵の証券会社は大口投資家に優先してIPOの購入をすすめる状況ですので、ネットで購入を申し込みしても逆に別の証券会社の方が当たりやすい事があります。
資金を出来るだけ多く用意する
この理由は単純で多くの資金があればそれだけ多くの購入の申し込みができるので、それだけでもチャンスが広がります。
さらにIPOを取り扱いしている証券会社すべてに購入を申し込めばかなり当選確率は上がりますが、資金がある方の方法ですので通常は当選確率が高そうな証券会社に資金を移動してIPOを購入する方法がいいと思います。
IPOおすすめ証券会社ランキングトップ5
お待たせしましたそれではランキングになります。
SBI証券
SBI証券はIPO取り扱い実績が多く、チャンスが一番多い大手ネット証券会社なので必ず口座を開設しておきましょう。
SBI証券の特徴はIPOチャレンジポイントがあることです。
IPO抽選で1回はずれる毎に1ポイントもらえるのですがこのポイントを貯めて、狙ったIPO抽選時に使用することでIPOの当選確率が上がります。
外れた場合は使用したIPOチャレンジポイントは戻ってくるので良心的な設計です^^
どの程度のポイントを使用すれば当選するかはIPO銘柄の人気度によって違うので明確な基準はありませんが、年間で最も人気の高いIPO銘柄では300ポイントぐらい必要との声もありますので、IPOポイントを貯めるのは大変ですが、人気銘柄であれば利益が100万円以上になることはよくありますので夢を持てます。
SMBC日興証券
SMBC日興証券はIPOで主幹事を務める回数が多い証券会社です。
当選確率を上げる方法のところでも紹介しましたが、IPOの主幹事になるとそれだけでIPO株が多く配分されるため、SMBC日興証券からIPO抽選に応募すれば当選確率が高くなります。
株主優待にもおすすめの証券会社ですので口座開設して後悔はないです。
マネックス証券
マネックス証券は、IPO投資を行う人は是非口座開設をお勧めしたい証券会社です。
大口の機関投資家へIPOが流れてしまう証券会社が多い中、マネックス証券は配分されたIPO株の100%を個人投資家へ回してくれます。
結果主幹事ではなくても抽選数が一番多い証券会社になったりもします。
大和証券
大和証券は主幹事になる事が多い証券会社です。
主幹事が多い事は当選確率が上がるので、口座数は多いですがチャンス当選枠などもあり当選確率は高いです。
野村証券
野村証券は主幹事になる事が多いのですが、口座数が大和証券よりも多く、抽選配分も少ない為大和証券よりも当選しにくい印象ですが、1人の購入できる上限が決まっている為ネット抽選のチャンスは平等です。
最後に
IPOは購入したら100%利益が出る投資ではありません約2割ほど購入金額よりも売る金額が下がる可能性もありますので、銘柄選びは慎重に決めましょう。